結論:顔と名前は、出したほうがいい
個人塾であれば出したほうが有利です。理由は、個人塾は塾長そのものが商品だからです。
大手塾では、ブランドが人の代わりをします。看板を見れば、だいたい何が受けられるか想像がつく。だから講師の顔が出ていなくても選ばれます。
個人塾はそうではありません。保護者が最後に迷うのは、料金でも実績でもなく「この人に任せられるか」です。そこで判断材料が何もなければ、比較のしようがありません。
出したくない場合は、代わりを置く
無理に出す必要はありません。ただし代わりになるものを置いてください。写真が無いこと自体より、人の気配がまったく無いことのほうが問題です。
代わりになるのは、実名・指導歴・指導への想いを書いた文章・保護者の声です。このうちいちばん効くのは実名だと考えています。「塾長」とだけ書かれているのと、氏名が書かれているのとでは、読み手の受け取り方が変わります。
診断では、経歴を詳しく書きながら写真の位置をイラストにしている塾がありました。専門性が高いだけに惜しく感じます。イラストを置くくらいなら、写真の枠自体を無くして文章を厚くするほうが自然です。
実際、82塾はどうだったか
課題ありは29塾(35.4%)。ただし「要対応」は1塾だけで、残りはすべて「あと一歩」でした。
誰が教えるかが伝わるか(82塾)
実際に多かったのは、この形
「書いてあるのに、人が見えない」です。診断した塾の所見から、典型的なものを挙げます。塾名は伏せています。
- 生徒・保護者の声には触れられているが、指導する塾長・講師の顔写真と氏名、指導への想いが前面に無い
- 教室内の写真は多数あり清潔感は伝わるが、写っているのは教室だけで人がいない
- 「プロ予備校講師」「理系は理学博士」など講師陣の質は言葉では伝わるが、顔写真と氏名が無い
- 塾長プロフィールに大学院・博士・著書と経歴が詳しく書かれているのに、写真の位置にはイラストが置かれている
- 塾長メッセージも合格体験談も充実しているが、トップページからは見えず、クリックが必要
どれも、内容が足りないのではありません。材料はあるのに、いちばん効くものが表に出ていない状態です。
良い状態の塾は、何をしているか
◎と判定した22塾に共通するのは、顔・実名・想い・声の4つが揃っていることです。順番に効きます。
- 顔写真……塾長と、いるなら講師全員。スマホで撮ったもので構いません
- 実名……「塾長」ではなく氏名。読み方も添えると親切です
- 指導への想い……なぜこの塾を始めたのか。うまくいかなかった時期を含めて書いている塾ほど、読ませる力がありました
- 保護者・生徒の声……具体的なエピソードつきで。掲載の許可は必ず取ってください
診断のなかで印象的だったのは、英語学習でうまくいかなかった時期まで書いたうえで資格を示している塾でした。資格だけを並べるより説得力があります。経歴は、物語とセットになって初めて効きます。
何から手をつければいい?
①塾長の顔写真と実名 ②開塾の想いを400字 ③保護者の声を3件。この順です。半日あれば①と②は終わります。
① 塾長の顔写真と実名
いちばん効いて、いちばん早く終わります。トップページか、そこから1回のクリックで届く位置に置いてください。診断では、良い材料が下層ページに埋もれている塾が複数ありました。
② 開塾の想いを400字
うまく書こうとしないでください。なぜ塾を始めたのか、どんな生徒に来てほしいのか。それだけで十分です。きれいにまとめた文章より、具体的な話のほうが読まれます。
③ 保護者の声を3件
面談のあとに「差し支えなければ一言いただけますか」と聞くのが現実的です。掲載の許可は必ず取り、匿名にするか実名にするかも確認してください。数は多くなくて構いません。具体的なエピソードが1つ入っているほうが、当たり障りのない5件より効きます。
スマ塾なら、どこまで解決できる?
写真の置き場所と見せ方は制作(5万円〜・税別)に含まれます。ただし写真そのものと、書く内容は塾長にご用意いただきます。
スマ塾は、個人塾・地域密着塾専門のWeb支援サービスです。ここまでに挙げた課題について、何ができて何ができないかを正直に書きます。
| よくある課題 | スマ塾での対応 |
|---|---|
| 顔写真と氏名が、どこにも出ていない | トップと講師紹介の両方に置く設計にします。公開後は管理画面から差し替えられます 制作に含む |
| 塾長メッセージが下層に埋もれている | トップから1クリックで届く位置に置き直します 制作に含む |
| 保護者の声を載せる場所がない | 声を追加していける枠をご用意します。管理画面から増やせます 制作に含む |
| 何を書けばいいか分からない | 質問にお答えいただく形で、原稿を一緒に作ります 制作に含む |
| 写真がない・撮り方が分からない | 撮り方をお伝えします。撮影の代行は行っていません 対応の範囲外 |
まずは、無料の診断からどうぞ
いきなり制作の話をするつもりはありません。まずは、この記事と同じ観点でいまのホームページを診断し、直すべき箇所を優先順位つきでお返しします。無料です。
診断結果を見て、自分でやる・他社に頼む・スマ塾に頼む、どれを選んでいただいても構いません。しつこい営業はしません。
よくある質問
塾のホームページに顔写真は必要ですか?
個人塾であれば、載せたほうが有利です。82塾の診断では、課題ありと判定した29塾のほとんどが「指導方針や実績は書かれているのに、塾長・講師の顔写真と氏名が確認できない」状態でした。大手と違い、個人塾は「誰が教えるか」がそのまま選ぶ理由になります。
顔写真を出したくない場合はどうすればいいですか?
無理に出す必要はありませんが、代わりになるものを置いてください。実名、指導歴、指導への想いを書いた文章、保護者や生徒の声などです。診断した塾のなかには、経歴を詳しく書きながら写真をイラストにしている例もありました。写真が無いこと自体より、人の気配がまったく無いことのほうが問題です。
保護者の声は載せたほうがいいですか?
あると効きます。良い状態と判定した塾では、顔写真・実名・指導への想いに加えて、保護者や生徒の声が具体的なエピソードつきで載っていました。ただし声を集める際は、掲載の許可を必ず得てください。
トップページに置く必要はありますか?
あったほうがよいです。診断では、塾長メッセージや合格体験談が充実しているのに、トップページからは見えずクリックが必要な塾がありました。保護者は全ページを読むわけではないので、最初の画面に近いところに人の顔と名前が出ていると届きやすくなります。