何を調べたのか
学習塾82塾のホームページを、2026年7月13日から8月18日にかけて1件ずつ閲覧して評価しました。大阪府の33塾を含みますが、地域を限定した抽出ではありません。
このページは、これまでに公開した2本のレポートを含む累計の集計です。以後の記事は、数値の出典をこのページに集約します。
- 学習塾40塾のホームページ実態調査(2026年7月)……7月分の詳細
- 大阪府の学習塾28塾を診断しました(2026年8月)……8月分の詳細。Googleマップと検索・AIを追加した回
それぞれの回のレポートは、その時点の集計としてそのまま公開しています。
項目別の集計結果
課題があった塾がいちばん多かったのは検索とAIでの見つかりやすさで63.6%。次いでGoogleマップが51.5%、情報の鮮度が40.2%でした。
| 診断項目 | 対象 | ◎ 良好 | ◯ 問題なし | △ 改善の余地 | ✕ 要対応 | 課題あり率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 検索とAIでの見つかりやすさ | 33 | 0 | 12 | 15 | 6 | 63.6% |
| Googleマップ | 33 | 11 | 5 | 9 | 8 | 51.5% |
| 情報の鮮度 | 82 | 22 | 27 | 28 | 5 | 40.2% |
| 検索・技術基盤 | 49 | 8 | 22 | 16 | 3 | 38.8% |
| 信頼要素 | 82 | 22 | 31 | 28 | 1 | 35.4% |
| ファーストビュー | 82 | 17 | 39 | 26 | 0 | 31.7% |
| 問い合わせ導線 | 82 | 31 | 30 | 21 | 0 | 25.6% |
| スマホ表示 | 82 | 38 | 29 | 8 | 7 | 18.3% |
| 必須情報(料金・実績) | 82 | 31 | 38 | 13 | 0 | 15.9% |
「課題あり率」は、△(改善の余地)と✕(要対応)を合算した割合です。項目によって対象の塾数が違います。理由は次の章に書きました。
なぜ項目によって塾数が違うのか
診断の項目を途中で増やしたためです。母数の違う項目どうしを直接比べることはできません。
- 82塾……スマホ表示/ファーストビュー/問い合わせ導線/情報の鮮度/必須情報/信頼要素
- 49塾……検索・技術基盤(7月から続けている項目)
- 33塾……Googleマップ/検索とAIでの見つかりやすさ(8月に追加)
8月に2項目を追加したのは、保護者の塾探しが「地域名+塾」のマップ検索から始まること、そしてAIに聞いて候補を絞る保護者が出てきたことによります。
いちばん課題が多いのは、検索とAIでの見つかりやすさ
33塾中21塾(63.6%)に課題。それ以上に注目したいのは、◎(良好)と判定できた塾が1つもなかったことです。9項目のうち、◎がゼロだったのはこの項目だけでした。
検索とAIでの見つかりやすさ(33塾)
内訳として多かったのは、よくある質問がないこと、構造化データがないこと、ページの説明文がないことです。加えて、料金・対象学年・電話番号が画像の中にしかなく、文字として読み取れない塾がありました。
詳しい解説は塾のAI検索対策(AIO)とは?いま何をすればいいのかにあります。
できている項目:スマホ表示と料金の記載
課題が少なかったのは、必須情報(15.9%)とスマホ表示(18.3%)です。特にスマホ表示は82塾中38塾が◎で、9項目中いちばん良い結果でした。
数年前であれば「スマホで見ると崩れる」は典型的な指摘でしたが、いまはほぼ解消しています。制作の標準がスマホ前提になったこと、塾側が実際にスマホで確認するようになったことが理由と考えられます。
ただしファーストビューは◎が17塾にとどまり、39塾が◯でした。崩れてはいないが、その塾ならではの特徴が伝わらない、という状態が多数派です。
総合スコア
集計方法を統一できた38塾では、平均71.1点、中央値76点。70点未満が16塾(42%)でした。
範囲は37点から97点まで開いています。平均に集まっているのではなく、できている塾とできていない塾に分かれているのが実態です。
なお、総合スコアの対象が38塾にとどまるのは、途中で集計方法を変更したためです。全82塾のスコアを横並びで比較することはできません。
よくある質問
この調査の対象は何塾ですか?
学習塾82塾です。2026年7月13日から8月18日にかけて、各塾のホームページを1件ずつ閲覧して評価しました。大阪府の33塾を含みますが、地域を限定した抽出ではありません。無作為抽出でもないため、全国の学習塾の実態を代表するものではなく、この82塾についての集計結果です。
いちばん課題が多かった項目は何ですか?
「検索とAIでの見つかりやすさ」で、33塾中21塾(63.6%)に課題がありました。次いでGoogleマップが33塾中17塾(51.5%)、情報の鮮度が82塾中33塾(40.2%)です。一方で必須情報(料金・実績)は15.9%、スマホ表示は18.3%にとどまりました。
項目によって塾数が違うのはなぜですか?
診断の項目を途中で増やしたためです。7月から続けている6項目は82塾すべてで評価していますが、「検索・技術基盤」は49塾、「Googleマップ」と「検索とAIでの見つかりやすさ」は33塾が対象です。母数が違う項目どうしを直接比べることはできません。
過去に公開したレポートとの関係はどうなりますか?
2026年7月の40塾調査と8月の大阪28塾調査は、それぞれの回の詳細としてそのまま公開しています。本ページはその後の診断も含めた累計の集計で、以後の記事はこのページを数値の出典とします。
この数値は引用してもいいですか?
はい。本ページの集計値は自由に引用いただけます。引用の際は、出典として本ページのURLを明記してください。個別の塾名は公開していません。