結論:まず自分のスマホで、最後までスクロールする
お金も時間もかかりません。途中で連絡先が画面から消える場所があれば、そこが原因です。
問い合わせが来ない理由は、たいてい「読まれていない」ではありません。読んだあと、連絡する手段が見つからないことのほうが多い。保護者は記事を読み終えたその瞬間に連絡します。そのとき画面のどこにも連絡先が無ければ、探すのではなく閉じます。
そして、この状態はパソコンで作った人には見えません。パソコンでは画面上部に電話番号が追従して出続けているからです。
いちばん多いのは、スマホで連絡先が消えること
パソコンでは画面上部に電話番号とボタンが追従して出続けるのに、スマートフォンでは同じヘッダーが追従しない。診断でいちばん多かった形です。
ある塾では、3,000px下までスクロールしても、画面内に連絡手段が1つも出ませんでした。パソコンで作って確認した人には、この状態は見えません。
保護者は、記事を読み終えたその瞬間に連絡します。そのとき画面のどこにも連絡先が無ければ、探すのではなく閉じます。
次に多いのは、タップで電話できないこと
電話番号は書いてあるのに、文字として置かれているだけでタップ発信できない状態です。
- 電話番号が教室写真の説明文のなかにテキストとして書かれている
- メールアドレスと電話番号、受付時間まで明記されているが、タップ発信できるリンクになっていない
- 校舎ごとのメールアドレスとフォームはあるが、電話だけがリンクになっていない
保護者はスマートフォンで見ています。番号をタップするだけで発信できるかどうかで、一手間変わります。その一手間で、かける気持ちが途切れることがあります。
見つかった、いちばん惜しい例
制作テンプレートの見本番号が、そのまま残っていた塾がありました。「入塾の流れ」ページに「TEL:0120-123-456」と書かれ、教室一覧の実際の番号と食い違っていました。
スマートフォンでの導線自体はよくできていて、最初の画面のすぐ下に問い合わせボタンがある塾でした。それだけに惜しい状態です。
もう1つ。最初の画面のボタンを押すとログイン画面に移ってしまう塾がありました。検討中の保護者は、そこで行き止まりになります。
どちらも、作った人が最後まで通しで確認していれば見つかるものです。公開後に一度、保護者になったつもりで最初から最後まで触ってみてください。
実際、82塾はどうだったか
課題ありは21塾(25.6%)。「要対応」は0塾で、連絡先がまったく無い塾はありませんでした。問題は、あるのに使える形になっていないことです。
問い合わせの導線(82塾)
良い状態の塾は、何をしているか
3つの窓口と、常に見える位置です。◎と判定した31塾に共通していました。
- 電話・フォーム・LINEの3経路……保護者によって使いたい手段が違います。電話が苦手な方はフォーム、すぐ聞きたい方は電話です
- スマホでは画面下部に固定……スクロールしても消えないボタン。診断でも、これがある塾は評価が高い傾向でした
- 受付時間の併記……「いまかけていいのか」が分かると、かけやすくなります
- フォームは3項目……項目が少ないほど送信されます
- 体験までの流れを明記……4ステップ程度で図示されていると、次に何が起きるか分かって安心できます
ある塾には、「その後しつこくお電話やメールをすることはありません」という一文が添えられていました。診断していて、これはよいと感じた工夫です。問い合わせをためらう理由の多くは、そこにあります。
何から手をつければいい?
①スマホで最後までスクロールしてみる ②電話番号をタップできるようにする ③画面下に固定ボタンを置く。この順です。
① スマホで最後までスクロールしてみる
ご自身のスマートフォンで開き、いちばん下まで進んでみてください。途中で連絡先が画面から消える場所があれば、そこが問題です。お金も時間もかからない確認です。
② 電話番号をタップできるようにする
文字として書いているだけなら、リンクに変えてください。制作会社に依頼するなら「電話番号を tel リンクにしてほしい」と伝えれば通じます。数分の作業です。
③ 画面下に固定ボタンを置く
スクロールしても消えないボタンです。「無料体験のお申し込み」など1つで構いません。2つ以上並べると、かえって押されにくくなります。
④ 見本番号が残っていないか確認する
念のためです。「0120-123-456」のような、いかにも見本らしい番号がページのどこかに残っていないか、サイト内を検索してみてください。
スマ塾なら、どこまで解決できる?
ここに挙げた課題は、ほとんどが制作(5万円〜・税別)の段階で片づきます。スマホでの固定ボタンとタップ発信は、最初から入っています。
スマ塾は、個人塾・地域密着塾専門のWeb支援サービスです。ここまでに挙げた課題について、何ができるかを正直に書きます。
| よくある課題 | スマ塾での対応 |
|---|---|
| スマホで連絡先が画面から消える | スクロールしても消えない固定ボタンを標準で設置します 制作に含む |
| 電話番号がタップで発信できない | タップ発信できる形で設置します 制作に含む |
| 問い合わせフォームがない | 項目を絞ったフォームを設置します 制作に含む |
| 見本番号やリンク切れが残っている | 公開前に全ページを通しで確認します 制作に含む |
| 公開後に壊れていないか不安 | 毎日の死活監視と、軽微な修正の代行 あんしん保守 月1,980円(税別) |
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いきなり制作の話をするつもりはありません。まずは、この記事と同じ観点でいまのホームページを診断し、直すべき箇所を優先順位つきでお返しします。無料です。
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よくある質問
塾のホームページで、問い合わせの窓口はいくつ必要ですか?
3つあると有利です。82塾の診断で良好と判定した塾の多くが、電話・フォーム・LINEの3経路を用意していました。保護者によって使いたい手段が違うためです。ただし数より、スマートフォンでいつでも目に入る位置にあるかどうかのほうが影響します。
電話番号を載せているのに問い合わせが来ないのはなぜですか?
タップで発信できない状態かもしれません。診断では、電話番号が写真の説明文のなかに文字として書かれているだけで、スマートフォンでタップしても発信できない塾がありました。電話番号はリンクにして、タップで発信できる形にしてください。
スマートフォンとパソコンで、確認すべき点は違いますか?
違います。診断で多かったのは、パソコンではヘッダーに電話番号とお問い合わせボタンが追従して出続けるのに、スマートフォンでは同じヘッダーが追従せず、下までスクロールしても画面内に連絡手段が出ないという状態でした。保護者の多くはスマートフォンで見るため、実機での確認が必要です。
問い合わせフォームの項目は多いほうがいいですか?
少ないほうが送信されます。診断で良好と判定した塾には、項目が3つだけのフォームがありました。聞きたいことは面談で聞けるので、最初の連絡では塾名・連絡先・相談内容程度で十分です。